この博物館は、Sukhothai遺跡都市のKamphaeng Hak門を入ると、左手にあります。
博物館へは西側から入って行きます。
例によって、博物館の中は撮影禁止です。館外の展示品を撮影しました。
セーマ石です。
説明板によると、Sukhothai Artで、
14-15世紀の物のようです。
セーマ石と言うと、
Kalasin県の
Wat Pho Chai Semaram
の
ジャータカ物語のレリーフが彫られた
セーマ石を思い浮かべますが、
雰囲気が少し異なります。
これもセーマ石です。
Sukhothai Artで、14-15世紀の物です。
Petchabun県のSri Thepの環濠都市で
見つかったまぐさ石です。
Lobpuri Art(Bapuon Style)で、11世紀の物です。
Sri Thepの環濠都市には、
以下の2つのクメール遺跡がありましたが、
Sri Thepのどこで発掘されたかは不明です。
①
Prang Song Phi Nong
②
Prang Sri Thep
博物館の北正面です。
有名な陶器、スワンカローク焼きの窯です。
この窯は、
Sukhothaiの
Wat Phra Phai Luang
の北にあった
窯の複製のようです。
この象は、
Sri Satchanalaiの
Wat Chang Lom
の
Chedi(仏塔)を支えている象の複製です。
この象は、
Sukhothaiの
Wat Chang Lom
の
Chedi(仏塔)を支えている象の複製です。
この象は、
Kamphaeng Phetの
Wat Chang Rob
の
Chedi(仏塔)を支えている象の複製です。
上の2つの象と比較すると、
ずんぐりしています。
これは、彫像を建てた台座です。
Lopburi Artで12-13世紀の物です。
これは、Sukhothaiの
Wat Si Sawai
から
見つかりました。
これは、Dhammachakra(法輪)です。
Dvaravati Artで7-9世紀の物です。
これもPetchabun県のSri Thepで
見つかったようです。
Sri Thepには、Dvaravati遺跡の
Khao Klang Naiがあります。
ここにも、法輪が展示されていました。
これもPetchabun県のSri Thepで見つかった物です。
シヴァリンガです。
Lopburi Artで、11-13世紀の物です。
説明板によると、Stone Seatとあります。
仏陀像の台座??
柱の跡もあります。
SukhothaiのWat Phra Bat Yaiと言うお寺から
発掘されたようです。
Sukhothai Artで、14世紀の物です。
その他、館内には、
Wat Traphang Tong Lang
のスコータイ美術の最高傑作と言われた
「天女に囲まれて天国から降りて来る仏陀」の漆喰のレリーフのレプリカがあります。
その本物の漆喰のレリーフは、今は崩落し既に存在しません。
よって、このレプリカは、レプリカとは言え、一見の価値有りです。
また、
Wat Si Chum
のアチャナ仏のあるMandapa(本堂)の分厚い壁の中には、
通路があり、その通路の天井には、ジャータカ物語の線描画があります。
その線描画の写しの展示コーナーが設置されています。
■参考
Ramkhamhaeng国立博物館の公式HPは、
ココ
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