スコータイ美術の最高傑作 / Ramkhamhaeng National Museum
:訪問日 23Oct2001、24Oct2009


この博物館は、Sukhothai遺跡都市のKamphaeng Hak門を入ると、左手にあります。
博物館へは西側から入って行きます。

例によって、博物館の中は撮影禁止です。館外の展示品を撮影しました。

セーマ石です。
説明板によると、Sukhothai Artで、
14-15世紀の物のようです。

セーマ石と言うと、
Kalasin県の Wat Pho Chai Semaram
ジャータカ物語のレリーフが彫られた
セーマ石を思い浮かべますが、
雰囲気が少し異なります。




これもセーマ石です。
Sukhothai Artで、14-15世紀の物です。











Petchabun県のSri Thepの環濠都市で
見つかったまぐさ石です。

Lobpuri Art(Bapuon Style)で、11世紀の物です。

Sri Thepの環濠都市には、
以下の2つのクメール遺跡がありましたが、
Sri Thepのどこで発掘されたかは不明です。
  ① Prang Song Phi Nong
  ② Prang Sri Thep



博物館の北正面です。












有名な陶器、スワンカローク焼きの窯です。

この窯は、
Sukhothaiの Wat Phra Phai Luang の北にあった
窯の複製のようです。












この象は、
Sri Satchanalaiの Wat Chang Lom
Chedi(仏塔)を支えている象の複製です。










この象は、
Sukhothaiの Wat Chang Lom
Chedi(仏塔)を支えている象の複製です。










この象は、
Kamphaeng Phetの Wat Chang Rob
Chedi(仏塔)を支えている象の複製です。

上の2つの象と比較すると、
ずんぐりしています。







これは、彫像を建てた台座です。

Lopburi Artで12-13世紀の物です。

これは、Sukhothaiの Wat Si Sawai から
見つかりました。







これは、Dhammachakra(法輪)です。

Dvaravati Artで7-9世紀の物です。

これもPetchabun県のSri Thepで
見つかったようです。

Sri Thepには、Dvaravati遺跡の
Khao Klang Naiがあります。
ここにも、法輪が展示されていました。







これもPetchabun県のSri Thepで見つかった物です。

シヴァリンガです。
Lopburi Artで、11-13世紀の物です。













説明板によると、Stone Seatとあります。
仏陀像の台座??

柱の跡もあります。

SukhothaiのWat Phra Bat Yaiと言うお寺から
発掘されたようです。

Sukhothai Artで、14世紀の物です。




その他、館内には、 Wat Traphang Tong Lang のスコータイ美術の最高傑作と言われた
「天女に囲まれて天国から降りて来る仏陀」の漆喰のレリーフのレプリカがあります。
その本物の漆喰のレリーフは、今は崩落し既に存在しません。
よって、このレプリカは、レプリカとは言え、一見の価値有りです。

また、 Wat Si Chum のアチャナ仏のあるMandapa(本堂)の分厚い壁の中には、
通路があり、その通路の天井には、ジャータカ物語の線描画があります。
その線描画の写しの展示コーナーが設置されています。



■参考
Ramkhamhaeng国立博物館の公式HPは、 ココ




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